2021/09/23 15:33


熊本の伝統工芸×creema企画で声をかけて頂き、明治22年創業の団扇屋栗川商店さんとコラボさせて頂くことが決まりました!先日、熊本の工房を見せて頂き、お打合せしてきました。


栗川商店さんは創業明治22年、熊本県山鹿市鹿本町で伝統的な渋うちわを製造している老舗の うちわ屋さんです。熊本の来民でしか作られない来民渋うちわは、"民が来る"と言う意味で商売が繁盛するとされ、縁起物として贈り物にも使われてきたようです。
柿渋うちわは青い未熟のがら柿(豆柿)から採った柿渋をうちわに塗ることで和紙を丈夫にし 長持ちさせると同時に防虫効果の役目を果たすとか!(先人の知恵ってすごいですね。
100年でも使える丈夫なうちわになるんですよと教えて頂きました。

プラスチックのうちわが多く市場に出回る中、竹、和紙といった自然素材のみを使って熟練の
職人さんが手作りで仕上げた柿渋うちわはエコロジーでポンチセの理念にもぴったりです。

今回、私がお手伝いするのはこの柿渋うちわに誕生花のデザインを施すというもの。12ヶ月分の誕生花(植物)を選び、現代の住まいにすっと溶け込む飾りうちわを作るという企画です。また進捗などお知らせします、お楽しみに!


最後に5代目栗川恭平さんと。